いい加減をいい塩梅に教える難しさ…

 

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4日からお仕事が始まっていますが,
実際に講義が始まるのは3連休が明けてからになります.

 

講義開始初日に実験が入っているので,
今日はその実験準備をしていました.

滴定実験の予定なので,天秤などの準備です.

 

最近の学生さんに,"いい加減"を
理解してもらうのが難しいなぁと感じています.
(ここでいう"いい加減"は「いい塩梅」的な意味です)

 

実験全体を見渡して,
 ここは確実にとか,
 ここは多少手を抜いてとか…,
そういったことができる学生さんが
少なくなってきたなぁと….

というか,実験操作を一操作,一操作で
区切って考える学生さんが
多くなってきたように感じてしまいます.

 

実験全体を見渡して,
力の配分とか,
使う機器の判断とかができるように
なってくれれば,いいなぁと思う今日この頃です.

 

まぁ,こういった感覚的なものは
実験の回数を積み上げていかないと
理解してもらうのは難しいのですがね….

 

こういった講義だけでは身につかないような
感覚を理解した上でで,学校を卒業していって欲しいものです.